日舞特別講座「日本舞踊における邦楽器の実演」

日本舞踊で使用されている曲目を実演していただきました!

日舞Ⅴ(担当師:花柳寿々彦先生)における特別講座として、邦楽器(三味線、太鼓、笛)による長唄の実演を行っていただきました。

特別講座の講師の方々。左から長唄唄方:杵屋勝四寿氏、長唄三味線方:杵屋三禄氏、邦楽囃子方:住田福十郎氏、邦楽囃子笛方:望月輝美輔氏

日本舞踊では、「長唄」や「常磐津(ときわづ)」などと呼ばれる曲目に合わせて踊ります。今回演奏していただいた「長唄」は、江戸時代に歌舞伎の演出や伴奏として成立した三味線音楽です。普段学生たちが授業で踊っているのは録音された音源ですが、今回はそれぞれのプロフェッショナルに実演をしていただきました。

学生たちも初めて見る邦楽器に興味津々。                                                                   

実際に楽器に触らせていただきました。

学生たちも生演奏の音に合わせて踊りました!

なかなかできない経験に、学生たちはますます日本舞踊に興味を持ったようです。                                                                                                                     このように映画学科演技コースでは、俳優としての身体作りの一環として日本舞踊やバレエ、タップダンス、ヒップホップといった舞踊の授業が設定されています。                              

映画学科
大谷尚子
1997年日本大学芸術学部映画学科演技コース卒業。主に映像と演劇の演技の特徴、相違について俳優の視点から実践に基づき研究している。俳優のための発声方法、日本語の発音についても研究しており、言語聴覚士として、福祉施設において発声や発音、コミュニケーション指導を行っている。
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