6月6・7日、第33回韓国「若き演劇祭」(大学演劇祭)に招聘されて演劇学科が公演をしてきました!
作品は舞台構想コース演出専攻3年の内藤彩花さんがギリシャ悲劇をもとに脚色・演出した『エレクトラ』です。
エレクトラがいまの日本にいたとしたら…と、新宿のトー横に立っているエレクトラのイメージから大胆に翻案した作品です。
エレクトラ、母、父の亡霊、妹、コロスたち…演技コースの学生7名が出演。
先生方の手も一部借りましたが、デザイン、美術衣裳製作、照明、音響、舞台監督、制作、字幕のオペ…
もちろんすべて学生が担当しました。
韓国語字幕への翻訳も韓国からの留学生(舞台芸術専攻)が担当してくれました。
まずは仕込の写真から。
実は照明卓のトラブルがあったんです😢が…なんのその!渾身の舞台稽古中!
そしていよいよ公演!
無事に2回公演終了!
初めて日本の芝居を見るという韓国のお客様も多く、
「集中度が高い」「発声がいい」「アンサンブルがいい」「また来てほしい!」ととっても好意的な感想を頂きました。
そうそう、韓国ドラマの「インテリ」の役で大活躍の有名な俳優さんがもともと舞台ご出身で、ふらっと見に来て下さったんです!
「面白かったよ」とお言葉をくださいました。ちょ、豪華な客席…🌸。
観客の皆さんとポストトーク
7日の終演後には『エレクトラ』メンバーと現地の大学生をはじめとした観客の皆さんとでポストトーク(交流会)を行いました。
演技ワークショップも
5日には松山立准教授のソウルでの演技ワークショップにも韓国のあちこちの大学の演技専攻の学生が集まり大盛況でした。
国民日報新聞社の記事にもなりました!
そして、日藝の公演が、国民日報新聞社の記事にもなりました!じゃじゃーん。
https://www.kmib.co.kr/article/view.asp?arcid=0028224916
演劇は誰に見てもらうかがとても大事な芸術。初めて出会う韓国のお客様の熱い反応に「お芝居、もっとやるぞー!」という気持ちになった演劇学科2年―4年の『エレクトラ』チームでした!
ハナ、ドゥル、セッ、キムチ!
最後の写真は、仲良くなった韓国の大学のスタッフと一緒に!よい笑顔で「ハナ、ドゥル、セッ、キムチ―」!
尚、この作品は8月2日3日の日藝オープンキャンパスの折に中ホールで上演する予定です。乞うご期待!
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