ー 当時を振り返り、日本大学芸術学部へ入学された動機など、教えてください。
高校時代野球部に所属しており野球を続ける道も考えておりましたが、同時に野球を含めたスポーツに関わる仕事をしたいと考えておりました。その中で当初はスポーツライターという仕事に興味を持ち、最終的に日本大学芸術学部文芸学科に入学することを決めました。
ー 学生時代はどのようなことを専門に学ばれていましたか。また、学生時代はどのようなことに打ち込まれていましたか。
正直、まじめな大学生だったとは言いがたいです。その中でもゼミでの学習だけはしっかりやりました。特に3、4年時に受講した工藤ゼミではジャーナリズムに限らず、手紙や企画書の書き方も学ばせていただきました。それは今も生きています。ほかには日藝野球部での活動、日本大学新聞社での活動に力を入れてましたが、友達と飲みに行くことが多かったです。
ー 学生時代に印象に残っている授業科目や課外活動などはございましたか。
ゼミ合宿は印象に残っています。コロナが流行している現在では厳しいのかもしれませんが、同級生や先生と泊まりでいろいろな話をすることはとてもいい経験になりました。授業で学ぶことよりも、先生とお酒を酌み交わすことで得られた話が面白かった記憶があります。
ー 日藝に入る前のイメージと、入学後、卒業後のイメージにギャップはありましたか。
「変わっている人が多いよ」と言われて入学しましたが、なぜかうまく溶け込むことができました。自分に合う人、合わない人、両方いましたが合う人とは今でもつきあいがあります。卒業後のイメージのギャップは特になかったです。ギャップを作らないために学生時代から社会にも出ていました。
ー 学生時代に抱いていた「こうなりたい、こんなことをしたい」という「夢」について教えてください。
最初はスポーツライターになりたいと思って様々な活動をしていました。実際に取材に行って原稿を書いたりもしていました。その中でより範囲を広げてスポーツに関わる仕事がしたいと思うようになりました。
ー 現在のお仕事に就かれた理由や動機などを教えてください。
就職活動で新聞社やスポーツを支援している企業など幅広く受けました。その中で1番早く内定をもらった現在の会社に勤めることにしました。そこは縁も大事かなと思ったので。
ー 現在のお仕事の内容ややりがい、こんな形で社会とつながっている、といった紹介をお願いします.
野球やサッカーなどのスポーツ、芸能の現場に行って写真を撮影しています。スポーツの大きい現場に行って様々な場面に立ち会うことができるのは大きなやりがいです。最近はSNSでの写真の投稿も含めて幅広く自分で考えて利益を出す方法を模索しています。
ー 現在のお仕事で「日藝」時代の学びや経験から得られた能力などがあれば教えてください.
面白い人が多かったのでコミュニケーション能力は磨かれたと思います。
ー 現在のお仕事を進める中で日藝を出て、良かったと感じるエピソードなど、ございましたら紹介ください。
ゼミの授業で学んだことは大きく生かされています。何か企画書を書くときでもやはり書き方はあります。言葉一つでも相手に与える印象は異なったりするのでそこは良かったかなと思います。
ー これから受験を考えている高校生に、日藝をお勧めする(としたら)一言をお願いします。
私は日藝に入学したときに母に「日藝に入って良かったね。ほかの大学だったら辞めてたよ」と言われました。出会う人も、勉強の仕方も特殊ですが、常に刺激はあると思います。社会に出ても周囲から一目置かれたりします。普段自分が「浮いてるな」と思っても日藝に来れば周囲に溶け込めると思います。良い意味でなじみやすい学部だと思います。
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