2025年7月7日(月)暖かい光が射し込む中、今年で4回目となる七夕祭が開催されました。
2025年4月1日付けで芸術学部学生課に配属された新入職員による七夕祭初体験レポです!
それでは、写真学科の学生、学生課職員が撮影した写真とともに七夕祭の様子をご紹介します!
まずは中庭にそびえ立つ竹です。
共有カレンダーのスケジュールに「竹取り」と予定に入っているのを見て、ここでは一体何が行われるのだろうと思いました。
この竹は美術学科の飯田教授と学生課職員が、毎年協力いただいている柳瀬荘にお邪魔して、竹を切り、当日の朝立てたものです。
てっきり業者の方が来て竹を立てるのかと思いきや、教職員が自らの手で竹を立てていました。
この竹は七夕祭当日の1日限りのものです。七夕祭が終わり、夜に教職員と残ってくれたボランティアの学生たちで協力して、ギコギコと音を鳴らしながら竹を切り片付けていきます。
どんどん中庭から1日限りの彫刻作品が片付けられていく光景は儚いものでした。
きっと来年も中庭に立つ竹を見て夏を感じるのだと思います。
七夕祭開催日は〈浴衣での受講推奨デー〉だったのでいつにもましてカラフルな学内でした。
私も張り切って甚平と浴衣を購入し、お祭りを満喫しました。👘
そして、七夕祭の目玉の一つ、芸術学部で連携している千葉県富里市の富里スイカ配布&野菜マルシェです!
富里スイカは1玉が大きくてまんまると、果肉がぎっしり詰まって、瑞々しく甘みが広がるスイカでした🍉
富里市の方々に加えボランティアの学生たちも一緒にスイカを配りました。
マルシェではなかなか近所のスーパーでは見ることのできない白いナスや、美味しそうなトウモロコシなど新鮮な野菜がズラッと並んでいました。
皆さんが手にしているこの団扇と冒頭でご紹介したポスターはデザイン学科の学生がデザインしたものです!
毎年異なるデザインの団扇が配布されています。
学生がデザインしたものが形になって残るって素敵ですよね。
こうしたイベントは学生の創造性を表現する場でもあるんです!
夕方が近づくとどんどん芸術学部はお祭り会場に様変わり!
中庭で行われた縁日が江古田キャンパスを彩ります!
職員と学生ボランティアによる縁日では、かき氷・綿あめ・ヨーヨー釣りを出店しました🍧
食堂では初の試み、音楽学科による生バンドでのカラオケ大会がありました!
歌唱者は公募により決まりました。
学生課の前に設置された竹に短冊をかける形で希望者を募りました。応募者は30人以上いました!
多くの応募ありがとうございました!
織姫チームと彦星チームに分かれてソロもしくはグループで様々な学科の学生が歌唱しました。
約2週間で音楽学科によるバンド2組が練習を行い、本番で行われた歌唱者とのセッションは練習期間の短さを感じさせないものでした。
大迫力の生演奏で大盛り上がり!昭和の名曲から令和を代表する曲まで多種多様な曲目が並ぶカラオケ大会🎤
食堂がまるでライブ会場のようでした!
SNSと会場の投票の結果、僅差で彦星チームが勝利しました。
カラオケ大会が終わるとすぐに熱気冷めやらぬまま中庭ステージでのメインステージが始まります!
クライマックスではV6の「WAになっておどろう」をみんなで歌いました。今年のフジロックフェスティバルに出演予定の音楽学科上村助教のMCで、中庭が一体となって肩を組み歌う様子はフェスのオオトリさながらの盛り上がりでした。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
陽が沈み、色とりどりの花火が北棟に映し出され、渡り廊下はまるで天の川のよう🌌
演劇学科の学生が照明を担当してくれました。夜のキャンパスが新たな表情を魅せます。
幻想的な空間の中、線香花火でフィナーレを迎えました。
竹の灯籠の火に集まり、灯した線香花火は中庭の強風にも負けず輝いていました。
学生と教職員で作り上げていくイベントは、自分たちの手で創り上げるからこそ生まれる達成感や自由さがありました。この七夕祭を通して、イベントは業者の方に入っていただいて創るものというイメージが覆されました。
色々な分野の学科が集まる芸術学部だからこそ、照明も演奏もデザインも写真も竹を立てることも、準備から片付けまで全て自らの手で創り上げる。アートやエンターテインメントを学ぶ日藝の真髄に触れた1日でした。
そして何と言っても学生たちの笑顔!弾ける笑顔で心から七夕祭を楽しむ様子はキラキラと輝いていました。
夏はまだ始まったばかり!!暑い日々が続きますが、熱く楽しみながら日々を過ごしていきましょう!
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