プログラミングって理系がやることでしょ?
なんて思っているそこのあなた、初めまして。
文芸学科3年の新谷栄茉と申します。
日芸図書館のイベント『日芸生が教えるプログラミング講座』の学生講師を務めさせていただきました。ありがたいことに告知から数日で満席となり、学生だけでなく放送学科の先生にもご参加いただきました。
突然ですがプログラミングと聞くとどんなイメージでしょうか。
理系、数学、ハッカー……などなど色々出てくるかと思います。
「まぁ自分は文系だし縁遠い世界だよね」なんて思われる方もいるでしょう。
自分もそうでした。
中学生の頃から数学の点数は比喩でもなんでもなく地を這うが如し。自分のことは生粋の文系だと思って生きてきました。
こんな人間がまさかプログラミングを教える立場になるなんて、人生何があるかわからないものです。
プログラミングとの出会いは中学生の頃。川原礫著の『ソードアート・オンライン』の影響でゲームエンジニアに憧れ、勉強を始めたこともありましたがすぐに挫折。「数学ができない自分に理系のモノなんて無理だ」と諦め、それ以来プログラミングには一切触れずに大学生になりました。
そんなある時、42Tokyoと出会います。
42TokyoはDMMが出資しているエンジニア養成機関であり、なんと『完全無料・経験不問』。ちょうど年明けくらいの時期で何か新しいことに挑戦してみたい気持ちもあり、プログラミングをゼロから学びたい思いが再燃してきました。
そんなうまい話があるのか心配でしたが思い切って入学試験を受けてみると、なんと合格。
最初は自分の創作に何か役立てばいいな、そんな軽い気持ちで始めたのですがやってみるとその奥深さにどんどんハマっていきました。
その理由としては
・課題について学生同士で調べ、教え合うという形式が性に合っていた
・何がわからないのか、どこまでわからないのかを明確にしていくことで段階を踏んで理解することができた
・成長していくのを実感できた
やっぱり、ゲームと一緒で成長を実感できると楽しいんですよね。
そうして次第に
「ド文系の自分だからこそ伝えられるプログラミングの楽しさがあるんじゃないか」
「日芸生でプログラミングを使える人間が増えればより面白い作品が生まれるかもしれない」
という思いが強くなっていきました。
スクールで学んだことをベースに、創作に関わる人たちにプログラミングをより身近に感じてもらいたい。そしてこう考えました。
……よし、イベントを開こう!!
そんなこんなで色々と縁あって今回の講師の1人でもある音楽学科情報音楽コースの上妻陸君とも出会い、彼が快く講師を引き受けてくれたために万全の体制で開催に漕ぎ着けました。
講座ではおすすめの学習サイトの紹介や、そもそもプログラミングとは何か、何ができるのか、といった基礎の基礎から始まり、ターミナルを使った簡単なコマンド、実際に作った創作物などの紹介などなど……
実例も交えながら、プログラミング学習を進める上で大切だと思うこと盛りだくさんでお送りしました。
最後に上妻くんから「実はこのスライドもプログラミングを使って作りました」と衝撃の一言もあり、会場は驚きに包まれながら拍手と共に無事終了。
参加者の皆様からはわかりやすかった、楽しかったといった感想を沢山いただくことができ、講師としてとてもやりがいを感じるイベントでした。
機会があれば2回目も是非、と嬉しいお言葉も頂いたのでもしかしたら『日芸生が教えるプログラミング講座2』あるかもしれませんね。
その時はぜひ皆様お越しください。お待ちしています。
こうした学生の「できたらいいな」が叶えられる環境が整っていること。これぞまさに日芸が日芸たる所以だと思います。これからも日芸を盛り上げていきますので、ぜひみなさん日芸で「できたらいいな」を叶えましょう!
最後に
音楽学科情報音楽コース 3年上妻くん
二郎スタンプラリーをもう少しで制覇しそうな男。実は我々同じ麻雀サークルに所属しているもののいまだに対戦したことがない(気がする)。今度麻雀しような。
講座ではめちゃくちゃお世話になりました、本当にありがとう!!!
最後まで読んでいたただきありがとうございます!! またどこかでお会いしましょう〜
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