「GRIP」は写真学科学生による選抜作品展です。
2016年ポートレートギャラリーで開始し、翌2017年から「GRIP」という冠になりました。
今回は6月23日からの展示を控えた「GRIP2022」出品者といろんな話をしてみました。
前田一路(前):在学中のひとつの目標ではあるよね。自分は最終的には指導教員が薦めてくれたのがおっきいかな。
石井優希(優):ずっと憧れてたかもしれない。ああいう会場で展示できるなんてなかなか無いし、選ばれたら写真関係の人にも観てもらえるし、緊張感があるなーって思う。
佐藤うらら(う):私は大学入って、初めてちゃんとプリントして作ったポートフォリオだったから。どう評価して頂けるか気になって出してみようと思った。
石川貴暉(貴):展示できる機会が得られるの良いよね。写真用紙の購入とか制作補助も学科がしてくれるしね。
徐捷(徐):せっかく制作したら、やっぱり観てもらわないともったいないよね。
前:やったー!だよね。
全員:うん。うん。
優:講評も貰えるから自信になるよね!
貴:うんうん。良いよね。
優:わ、選ばれるんだ!とも思った。
う:ね、まさか自分が!と驚いた。でも同時に嬉しかったな。
前:みんな出してみた方がいいよね。
新宮巳美(新):ディズニーのパレード待ちしてた時に聞いて笑 とってもうれしかったけど「大丈夫かな」って不安にもなりました。
優:コロナで大学のスタジオに学外者を呼べなかったから、外部スタジオを借りて撮影したのが負担だったな。本当は大学で撮りたかった!!…しょうがないけどコロナを感じた。貴暉の作品はテーマがもうコロナだよね。
貴:うーん。TOKYO2020をテーマに制作をしたけど外出自粛ムードの中で撮影するのは、やっぱりしづらさがあったなぁ。
優:逆にテーマをくれてありがとう、っていうのもあるよね。
徐:そう、コロナのおかげで自分自身のことをすごくよく考えるようになった。いろんなものを観たり読んだりして自分に還元して制作することができたとも言えるよね。
前:確かに。自分はもともと自然風景をメインに撮ってたけど移動が制限されたから都市風景に目を向けるようになったんだよね。
優:身近な生活とか、家の中とかに目を向けるようになったよね。
前:そう。状況としてしょうがないから、その中で何ができるか考えるしかなかったよね。計画してた撮影は全然進まなくって、大学生活が本当あっという間に過ぎてしまった…って感じもあるかな。
前:展示用のプリントはプリンタが変わるから色合わせが大変!
全員:ほんとそう!!
新:展示ってお金がかかるってこともすごい実感してる。こういう機会じゃないと分からなかったこともいっぱいあって、良い経験になってるよね!
前:展示はとにかくいろんな人に観てもらいたい!どういう風に自分の写真が見られるのか知りたい。
優:感想聞きたいよね。
前:同年代の写真を専門に学んでる人のいろんな作品がまとめて見られるし、是非見にきて欲しいよね。
う:みんなの写真が展示されて、完成した空間を見るのが楽しみ!
新:それぞれの展示エリアによって、全然世界が変わる感じも楽しんで欲しい。
前:全部〜!!!笑
全員:だよね〜
前:プリントや仕上げも考えてつくってるから全部見て欲しい!
徐:ポートレートは自分(撮影者)と写真の関係と、被写体と写真の関係があるから、写真を介した関係性っていうか、そういう深い写真の意味が見てもらえるといいなぁって思う。
優:「美」を感じて欲しい。展示の仕方も心地良く見てもらえるように意識してるから。
貴:うん。レイアウトは悩んで、すごくこだわった。
新:私も頭の中の「記憶」をイメージした展示レイアウトにしたから、会場で見てもらいたい!小学校を撮ってるからSNSとかに載せれないし、来てもらわないと見てもらえないんです!自分達の頃と変わらないこと、変わったことを見て感じて欲しいなぁ。
日座貴大(日):そうっすね。特殊な色彩描写もしてるし実物を見てもらいたいよね。
前:ディスプレイで見るんじゃないナマの写真、見てもらいたいよね。
貴:会場来てくれたら、あめちゃんあげちゃうよね。笑
優:来てくれた人とはたくさん話したい!
新:駅からも近いしね!どんな質問にも答える気持ち!どんどん声かけてほしい!
全員:とにかく待ってます!!
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