日芸祭実行委員へインタビュー ~実行委員のリーダー~

日芸祭実行委員へインタビュー ~実行委員のリーダー~

11/3 ・ 11/4 ・ 11/5に開催される日芸祭(学園祭)

日芸祭実行委員の学生たちに,開催にあたってインタビューを行いました。

今年度の日芸祭テーマは『八原色』 

三原色のように「強い個性」という原色を無限に秘めた我々が織り成す,八学科の色艶やかな空間に是非お越しください!

今年は三年ぶりに一般のお客様を迎えての開催。

コロナ禍から新たな一歩を踏み出した日芸祭実行委員のメンバーに,準備の合間を縫って,お話を伺いました。

今回インタビューに協力いただいた実行委員

丸山 真矢さん

放送学科3年

2022年度日芸祭実行委員 委員長

――――はじめに,日芸祭実行委員になったきっかけをお聞かせください。

私は高校時代、文化祭の副実行委員長を務めていました。対外的な活動をしていた委員長と、現場で実際に動く委員との間に位置する、中間管理職のようなポジションです。そこで私は委員会の首脳陣と、現場の委員との双方向の立場に立って考えることで、組織の問題点を客観的に捉えることができることを学びました。

その経験を活かして、大学の文化祭では実行委員会の委員長を務めたい、と大学受験前からの目標にしてきました。

――――実行委員で,丸山さんは,どんな活動をしていましたか?

また,委員長になることになった経緯を教えて下さい。(選考などあるのですか?)

私は委員長を務めておりますが、大ホールという部署にも所属をしています。この大ホールは日芸の中で最大の400人(スタンディングの場合1000人)を収容するホールです。日芸祭ではバンドやアイドルなどのライブパフォーマンスが行われています。団体様がスムーズにパフォーマンスができるよう、また、来場されたお客様がより企画をお楽しみいただけるよう、円滑な運営を心がける部署です。

委員長になった経緯ですが、前述の通り、入学前から委員長になることは1つの目標としておりました。

選出方法はその年の委員で決めています。我々の代は選挙制で、立候補者が私1人でしたので、信任投票を持って委員長選出となりました。

――――今年度の日芸祭において,丸山さんは,主にどのような仕事をされていますか?

主な仕事は、委員会全体の把握と、トラブルが起こった際のサポートです。

持論ですが、組織のトップとは、何も仕事をしなくても成り立つと考えています。全体の把握をし、

責任を持って承認し、委員が心地よく仕事に勤しめる環境を作ることができれば、委員長として及

第点だと考えます。

ですが、私自身欲張りで、もっと日芸祭を楽しみたいと思っているため、色々な部署や企画に手を

出し、積極的に参加をしています。

毎年「委員長企画」として、何かしら好きなことを行なっておりますが、今年はその一つとして、招

待状を作成しました。

日頃我々学生がお世話になっている、教職員の皆様から、守衛所の皆様、清掃員の皆様など。ま

た、「江古田街歩きマップ」にご協力いただいております地域のお店の皆様にお配りしました。

大学としてSDGsに取り組んでいるため、大量に紙を使用するこの企画には反対意見もありまし

たが、廃棄されてしまう竹を100%使用した「竹紙」を招待状に使うことで実現できました。

――――芸祭の仕事をやっていて嬉しかったこと・楽しかったこと,苦労したことあれば教えて下さい。

私は芸祭が大好きです。ですから、芸祭の仕事ができていること自体がとても嬉しく感じています。今年度は、優秀な新歓隊のおかげで400人を超える大所帯の委員会となりました。その400人をまとめることは容易なことではありませんし、プレッシャーもとても感じています。特に、今年は3年ぶりの対面開催。私たち本部員の中に、対面開催を経験している者は1人もおりません。本当にお客様をお迎えできるのか、不安は拭きれません。

ただ、本部員の皆は本当に真面目に、一生懸命に働いてくれています。とても心強いですし、恵まれているな…と感じています(笑)

――――丸山さんから考える今年の日芸祭の見どころと”日芸祭”の魅力を教えてください。

今年は3年ぶりにお客様を迎えての日芸祭です。屋台企画も復活して、日芸全体で盛り上げていきます。Withコロナでも、ここまで戻してきたか!と言わせるような、そんな日芸祭を目指しております。

日芸祭の魅力は、”日芸生がやっている”ということです。個性しかない、八学科の学生が、それぞれの学科の特色を活かした企画が目白押しです。他大学、他学部には無い魅力が詰まっていると自負しています。

――――丸山さんは,何学科ですか?

普段の学びと日芸祭のお仕事で,何か共通する点はありますか?

私は放送学科のCM専攻に所属しています。

CM専攻では、受け手に届けたいことを、限られた手段の中でどう表現するか、ということを勉強しています。我々実行委員会では毎年、日芸祭のCMを制作しています。昨年は実際に撮影にも携わりましたし、今年は頼もしい撮影班の皆が素晴らしい作品を作り上げてくれました。

文化祭といえど、様々な形でお客様に何かを伝え届けています。それをどのように表現するか、という点で、CM専攻で学んでいると通ずることがあると感じました。

――――将来の目標・夢・やりたいことなどがあったら教えてください!

将来は広告代理店に勤務し、CM制作やコピーライティングに携わっていきたいと考えています。

ですが、高校時代からの一番の目標が「日芸祭の委員長になって成功を収めること」です。大学生活を懸けて日芸祭に臨んでいます。ですから、この日芸祭が終わってしまうと、目の前にやりたいことがなくなってしまいます…。本当に燃え尽きてしまいそうで、悩んでいます…。

――――丸山さんにとって 日藝 とは ?

私は、日芸は自由を育んでくれる場所だと思います。自分のやりたいことを尊重してくれる先生方、同輩がいて、それができる施設があって、とても恵まれた環境だと思っています。

興味がある芸術分野だけでなく、また別の分野の見識も広げることができるのも、日芸ならではの魅力だと感じています。

――――最後に,日芸祭に来ていただくお客さんに向けてメッセージをどうぞ!

今年度はお客様をお迎えしての開催ができます。我々本部員も皆様がご来場されることを心から楽しみにしております。参加団体の皆様も、夜遅くまで準備に勤しみ、本番に備えています。

是非、コロナを乗り越えた日芸祭をお楽しみいただければと思います。

それでは当日、日芸でお待ちしております。

(私を見かけましたら遠慮なくお声がけください!)

日芸祭

2022年11月3日(木・祝)~11月5日(土)

入場は完全予約制(予約は日芸祭HPより)

https://nichigeisai.com/

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