3年ぶりに開催された芸術学部入学歓迎式典。
その司会進行を放送学科でアナウンスを学ぶ吉川昌也さん(3年)と寳藏寺花映さん(2年)が務めた。2人にとっても初めてとなった式典にどのような気持ちで臨んだのか話を聞いた。
吉川:ある日、森中慎也先生から突然お電話をいただいて、「なんだろう」と思って電話に出たら、「入学歓迎式の司会をしてもらえないか」とお話をいただいて、本当に嬉しかったです。僕は経済学部から転部して2年次から芸術学部へ入ってきたから、アナウンス歴はまだ1年ぐらいで、周りの人に追いつこうと 必死で頑張っている中で、少しは認めていただけたのかなと。 まだまだ足りない部分はあるんですけど、先生に声をかけて いただいたことが本当に嬉しくて、即答で引き受けました。
寳藏寺:私はちょうど実家に帰省してくつろいでいる時、急に森中 先生から電話があって、「何事だろう?」と思いながら電話に出たら、「司会をしてくれませんか?」とお話をいただきました。私は場数を踏むことが慣れへの一番の近道だと思っていて、今回のようなお話は全部引き受けるスタンスでいるので、ありがたいなと思いました。
寳藏寺:3年ぶりの開催ということもあって、入学歓迎式について私たちは知らないし、見たこともないので、どんな感じなのか 想像しながら、事前にもらった台本をコピーして、鏡の前で 練習したりしました。
吉川:僕は他の学生よりも先に今年の日藝賞受賞者が誰かを知ってしまうので、周りに知られないように練習しました。
吉川:今回のような式典の司会を務めて、報酬もいただくというのは初めてのことだったんですけど、先生からは「自分の声がお金になる、仕事に繋がるという責任感とか、楽しさも含めて味わいなさい。ミスは気にするな」と言っていただきました。
寳藏寺:そうですね。「失敗してもいいから、胸を張って堂々としていなさい」というのはずっと言ってくれました。だから、間違っても死ぬわけじゃないし、大丈夫だ!と思いながら本番に 臨んだら、意外と落ち着いてできたように思います。
吉川:今回は感染防止対策の観点から二部制で開催されたので2回 司会を務めたんですが、僕は1部のほうは完全に緊張してしまって、「入学歓迎式典」のことを「入学式歓迎式」みたいに言っちゃったんですけど、その失敗を踏まえて2部のほうではうまく言えました。放送学科の新入生は2部だったので、後輩たちに格好がつけられてよかったです。
寳藏寺:日藝賞を過去に受賞された方のインタビュー映像が会場で 流れたんですが、みなさんの話していることがすごく面白くて、司会のお仕事中ではあったんですけど、心がほぐされるような感じがして、楽しませてもらいました。
吉川:これまで森中先生の実習は対面で受けていたんですけど、他の先生方の授業はほとんどオンラインなので、「画面の中で見る 先生」という感じでした。だけど、今回式典を一緒にやってみて、先生や助手の方が部活の先輩のように思えて、ものすごく距離を近く感じました。仲良く和気あいあいとしているんですけど、しっかりやるところは引き締めてやるという感じで、 みんな本当に楽しそうにやっているなと思いました。
寳藏寺:私も普段会うことのない学科の先生と初めてお会いしたり、先生と学生が一緒に楽しそうに話していらっしゃったりと普段あまり見られない光景が見られて、それが良かったです。
寳藏寺:司会席は視界が開けているので、私は新入生が会場に入ってくる時、どんな人がいるのか見ていました。スーツの方がいたりとか、普段着で来ている人がいたりとか、1部は髪の色が割と黒とか茶色の人が多かったんですけど、2部は結構派手な色の人が多かったですね。一人ひとりの姿がとにかくよく見えたので、ずっと見ていました。
吉川:司会はみなさんが準備してくださったことを最後に出力する 役割なので、大きな責任感を感じました。司会の僕たちが言ったことで新入生のみなさんが反応していく様子を見ていて緊張感はありましたけど、でもやっぱり自分が動かしている、みんなで動かしているという感じがあって、それがすごく楽しかったです。
吉川:これからもアナウンスの実習を受けて、自分の声を生かした 仕事に挑戦していきたいと思っています。
寳藏寺:大勢の人の前で司会の役割を全うできたことが大きな自信になり、とてもいい経験になりました。ありがとうございました。
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