愛媛県新居浜市在住の自閉症の画家・石村嘉成さん(30歳)と、彼の療育に全身全霊を傾け、40歳の若さで亡くなった母・有希子さんの実話をドラマ化した長編映画です。RSK創立70周年記念事業である同社初の映画制作に、日芸出身者の2人が起用されました。竹下景子さん、檀ふみさんという日本を代表する大女優も出演。RSKが足掛け6年にわたって継続取材してきた石村さんのドキュメンタリー映像と平松さんが映画学科で培ったクリエイティビティを発揮したドラマ・パートで構成されています。石村さんの地元である愛媛県、RSKの放送エリアである岡山・香川を皮切りに、全国に上映館を拡げてゆく予定です。是非ご覧ください!
三好 聡浩
「クレジットに名を連ねた人もそうでない人も、多くのRSK社員が関わり実を結んだのが本作です。正にRSK創業70年の集大成であると同時に未来のRSKへの試金石でもあり、私も正視できないほど眩い光を放っています。その光源に日芸のDNAが宿っています。」
平松 咲季
「プロジェクトに携わる機会をいただき、大変光栄です。長年にわたり石村さんご家族を密着取材してきたRSKだからこそ制作できる、ドキュメンタリーとドラマが融合した『新たな映画のかたち』を目指しました。見てくださった方が、自らの家族に想いを馳せ、この映画を明日への活力にしていただけたら幸いです。」
映画 新居浜ひかり物語「青いライオン」|RSK山陽放送 岡山・香川 https://www.rsk.co.jp/cinema/
三好 聡浩(RSK山陽放送)
文芸学科出身。1992年RSK入社。20代は生活情報番組のディレクター。30代は営業職。40歳で制作に復帰しドキュメンタリー畑を歩む。2021年に石村さんの継続取材に加わり、チームで制作した「天国の母と描いた動物たち~自閉症の画家・石村嘉成の挑戦~」がギャラクシー賞奨励賞を受賞。映画では主に竹下景子、壇ふみ出演のドラマ・パートとドキュメンタリー・パートのロケを担当した。
平松 咲季(RSK山陽放送)
2021年入社。日本大学芸術学部映画学科監督コース出身。卒業制作映画「箱庭にて」で第15回TOHOシネマズ学生映画祭グランプリ受賞。本作ではドラマ・パートを監督し(一部を除く)、全編の構成・編集を担当した。
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