この日は大ホールのスクリーンで1,2話の上映後、
プロデューサーの高江洲 義貴さん【平成21年度 卒業】
監督の中川 和博さん【平成20年度 卒業】
撮影の佐藤 匡さん【平成21年度 卒業】
が登壇し、制作秘話や学生の質問に答えました。
この模様は収録されwowowの番組「『WOWOWオリジナルドラマ ダブル』トークイベント in 日本大学藝術学部」として放送されます。
※放送日は9月8日(木)19:30から30分番組
また事前に学生さんに提出してもらった画コンテを元に制作者と学生さんの交流も行われました。
事前の画コンテは多くの学生さんから応募がありましたが、時間の関係で当日は、
2年生の半田恭一さん
2年生の儀間 夢佳さん
1年生の福島 大智さん
の画コンテの発表があり、登壇者3名より講評をもらいました。
学生さんに書いてもらった画コンテは「ダブル」第1話シーン1、2
作品にとって、最も大切なシーン。いかに、作品にお客さんを引き込んでいくか。物語世界に誘っていくか。
全てはファーストシーンにかかっていると言っても過言ではありません。
まだ観ていない人は制作者の熱の入った最初のシーンぜひ、観ていただきたい。
下北沢の街、劇場“ザ・スズナリ”など演劇ファンも必見のロケーション俯瞰のカットから始まり、雨を降らし、水溜りに写した「スズナリ」を持ってきた最初のシーンは圧巻です。
すでにダブルの最初のシーンは出来上がっていますが、学生さんが自分ならどうするか。どう見せるか。を考えて書いてきてくれたものをその場で話しながら紐解いきました。
画コンテを見ただけだと気が付かなかった、意図や狙いを学生さんが発表し、制作者の3名も驚いていました。
「自分が大学2年生の時にここまで考えていなかった」と中川監督。
「学生の皆さんもこれから実習で同級生と仲間と作品を撮っていくと思いますが、コミュニケーションを取って欲しい。仲間とコミュニケーション取ることはとても大切」とプロデューサーの高江洲さん。
現役の制作者とこれからの学生さんとの交流でこれからの映画、映像業界に明るい光が見えました。
「大学で仲間を見つけることができた。これが非常に大きい」と中川監督。
「一人だと出てこないアイディアも話していくと出てくる。そう言った仲間を作れる大学はすごいことだし、財産」と撮影の佐藤さん。
「好きなものがあって語り合える友や仲間がいて乗り越えられることが多くある。それが生きがいや楽しさにつながっていく」とプロデューサーの高江洲さん。
卒業後、現場で会おうと約束、最後に会場全員と記念写真を撮影し,学生たちからプロデューサーの高江洲さん、監督の中川さん,撮影の佐藤さんへの感謝の気持ちを込めて,最大の拍手と感動の渦に包まれ,本イベントを盛会に終了いたしました。
コロナ禍でなかなかイベントも開催できなかったので、このようなイベントを通じて学生さんが何かを感じて貰えれば良いなと思います。
筆者とプロデューサーの高江州さんは大学時代に監督、カメラマンとして卒業制作を制作した旧友です。撮影の佐藤さんはその時照明を担当してもらいました。
時が経ってこのようなイベントが開催できたのはとても嬉しいことです。
映画、映像業界には芸術学部の卒業生が多くいます。
あなたも芸術学部で学び、これからを作る制作者になりませんか。
『WOWOWオリジナルドラマ ダブル』(全10話)WOWOWプライム、WOWOW 4Kにて、毎週土曜22:30〜放送・配信※第1話無料放送WOWOWオンデマンドにて、各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信※無料トライアル実施中主演:千葉雄大、永山絢斗、桜庭ななみ、堀井新太、工藤遥、板橋駿谷、前野朋哉、水間ロン、中山忍、橋本じゅん、神野三鈴、津田寛治原作:野田彩子『ダブル』(ヒーローズ刊)監督:中川和博脚本:吉田恵里香音楽:岩本裕司プロデューサー:高江洲義貴、石塚紘太制作協力:シネバザール製作著作:WOWOW
オリジナルドラマ ダブル:紹介サイト
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