パフォーマンス(芸術分野)向上のための基礎体力

芸術と体力は一見結びつかないように思えます。
しかし、日本大学芸術学部の8学科の中で身体(脳も含む)を使わない学科はないと考えます。
スポーツの世界で「心・技・体」という言葉をよく耳にしますが、芸術においても同じことがいえるのではないでしょうか。
単に専門技術の向上だけでなく基礎体力の向上・何かを達成しようとしたとき、それに対しての気持ちのもち方等も知る必要があるのではないでしょうか。
運動は体力の維持・向上に役立つだけではありません。病気にかかりにくい体を作ったり生活習慣病を予防して健康を保持増進したりするなど、皆さんの生活になくてはならない重要な意義をもっています。
また、仲間との交流をはかることができストレスの解消や心の健康にも効果的な側面をもっています。「笑顔効果」という言葉がありますが、笑顔には免疫力がアップする・エイジングケアになる・表情筋が刺激を受け、ポジティブな気持ちになる・コミュニケーションがスムーズになる・幸福度がアップするなどの効果があるといわれています。
芸術学部の体育実技では学科指定がありませんのでさまざまな学科の学生と接することができます。その中で楽しみながら基礎体力の向上と専門技術の向上を目指して行きたい。

芸術教養課程
畑瀬 聡
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