外国語のアウトプットとパフォーマンス課題

入学したら、ここで学んだ専門知識と技術をフル活用して、きっとあなたも舞台上で演技や演奏を披露したり、作品の展示をするはず…。こうした「パフォーマンス(performance)」は、実は外国語の授業でも行う活動なんですよ!

芸術教養課程では、専門的な学びを支える基礎教育として、6つの外国語(英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・中国語・日本語(留学生のみ))の中から3つまで学べます。どの外国語の授業でも、学んだ文法や語彙の知識、発音の技術は、ペーパーテストだけで評価するのではなく、何らかの「パフォーマンス課題」でアウトプットしてもらいます。個人のプレゼンやペアワークといったタスクを通して、リーディングやリスニング、ライティング、スピーキングの中で、知識と技術を効果的に活用することを学びます。そんなアウトプットが皆さんのクリエイティビティと絶妙に結びついた時の「パフォーマンス能力」のすばらしさ!こうした学び方は「Task-based Language Learning(タスクに基づく言語学習)」と言い、芸術学部での学びにぴったりです。

外国語の授業では、他学科の学生と同じ一つのクラスで学ぶことも多く、「パフォーマンス課題」を通してお互いの新鮮な発想力や創造力に触れ合うことができます。外国語で何かを表現すること。それらが生み出すワクワク感や高揚感。アート・パフォーマンスが自由に交流する外国語の授業で、パフォーマーとしてのさらなる高みを目指しましょう!

芸術教養課程
久保 陽子
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