芸術学部と医学部によるポッドキャスト「病院を聴くラジオ“anatato”」

この度、医学部の権寧博教授(内科学系・呼吸器内科学分野)を研究代表者とする「校友会地域活性化研究プロジェクト」にて、本学部の茅原良平教授(ラジオ分野)監修の下、放送学科の学生有志で制作したポッドキャスト「病院を聴くラジオ“anatato”」を、芸術学部の公式YouTubeチャンネル「日藝チャンネル」で定期的に配信する試みを始めました。

放送学科・茅原良平教授と“anatato”制作メンバー

このポッドキャストは、日本大学医学部附属板橋病院に勤める医療従事者と学生MCとの対談を通じて、医療現場で働く方々の「生の声」を届けることや、リスナーの健康リテラシー向上を目的にしています。

企画の骨子を発案した放送学科3年の三田村勇輝さんは、「なぜその人は1人の患者さんと向き合うのか。医療現場の苦悩や葛藤、喜びや、やりがいについて深掘りしていきながら、リスナーのあなたと一緒に健康や医療について考えることができる音声コンテンツを目指していきます」とプロジェクトへの意気込みを話してくれました。

学生メンバー代表・放送学科3年の三田村勇輝さん

年始からプロジェクトを始動し、この春季休暇中に金子宜之准教授(精神医学分野精神医学系)にご協力いただき、試作版の収録を行いました。

放送学科録音スタジオでの収録風景

この日の収録では、先生の経歴をはじめ、専門分野から特に「睡眠」についてのお話をうかがいました。

金子先生とMCを務める放送学科3年の下竹青空さん

この時収録した試作版を4回に分けて4月に順次配信し、5月から定期的な本配信をスタートする予定です。

本プロジェクトの研究テーマである「健康的な地域社会の実現」を念頭に健康情報の発信に努め、特に若者の健康に対する行動変容の促進につなげることを目標に、医学部と共同で本プロジェクトに取り組んでいきます。是非、チャンネル登録をよろしくお願いします。

放送学科
茅原良平
1980年生。広島県出身。放送学科教授。専門領域はラジオ。担当科目は「音響制作演習」「ラジオ制作」「ラジオ史」など。2002年に日本大学芸術学部放送学科卒業。本学科の副手を経て、2008年に日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻博士前期課程修了。同年に芸術学部放送学科の助教に就任し、現在に至る。
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