2024年6月2日、開催
25km 越後まつだい春の陣トレイルランレース2024に写真学科と映画学科、美術学科の有志の混合で記録として参加し、写真と映像を撮影しました。
映像は映画学科より穴澤と学部4年生 撮影録音コースの稲川さん、写真学科 技術員の内藤さんのチームで行いました
映像チームで後日、写真学科の機材センターで座談会を行いました。
内藤:これ本当に山の中すごかったね.
穴澤:すごかったですね。映像で見返しても雨が相当すごいね
稲川:結構ドロドロになりましたよね
内藤:本当によくやりましたね
穴澤:どうでしたか参加して
稲川:第1に楽しかったです。楽しかったですけど想像以上に撮影環境が険しくて大変でした。トレイルランの撮影なので山に登り移動するのが厳しかったです。
カメラを持って上に登るのですが、何も持ってなかったらどうにかいけるような場所でもカメラを持ってだと厳しい箇所が多かったです。
トレイルランの人ですら手使って登るようなところを片手で行くのがちょっと...これ本当に行くんかみたいな場所が多くて。
雨もすごいし
ちょうどこの辺ですね。
木掴みながらどうにか登れました
これゴープロのやつですよね。
内藤:そう!朝仕掛けに行ったやついいですね
稲川:景色とかすごく良かったです。
内藤:よくここを降りようと思ったよね。どしゃ降りすぎるもんね。途中からびしょびしょでしたね
内藤:穴澤先生が色々なところに行っていてびっくりしました
穴澤:全てのエイド(コースにある休憩所。地元の人との交流や名物が食べられる)に行きましたね。事前の下見ができなくて道に迷ったけれど、頑張って行ったのでいい映像が撮れてよかったです。
稲川:エイド行けてないなぁ。
穴澤:来年はエイドをお願いします。
内藤:去年はめちゃくちゃ晴れてたんですけど、今年は土砂ぶりでしたね
こんなところなかったですよ。泥だらけですよね
稲川:今、卒業制作を制作中なのですが、この時はしばらくカメラを触っていなかったので良い機会になりました。今までスポーツ系はやったことはなかったし、初スポーツ系というかイベント系というか
失敗できない、テイクツーがない。あるものを、確実に収めなければならない。そういう難しさはありました。
内藤:でも、大変さより楽しさが勝つかもしれない。
やっていると変なアドレナリンが出ていたような気がする。
稲川:あ、そうっす。わかります。
変なアドレナリンがでました。しかも雨で余計に。
なんかもう濡れてもいいやとは思ってないですけど、機材が濡れるのを諦めながら撮ってました。
雨対策はしっかりしていたのですが、難しかったですね。
内藤:しかも山の中でだいぶ遠いですよ。本当に
稲川:キッズもあったんですよね
穴澤:キッズも内藤さんが撮ってくれた素材で編集しました。
穴澤:授業以外でこういう機会があるといいよね。実際に実践でやってみると、やっぱりうまくいかないことも多くあるし。
稲川:授業以外の外部で撮影する機会があることはいい経験になりました。あと今回使ったことがない機材を使用できたので楽しかったです。
映画学科の授業だと本番前にテスト撮影を多くやって、使い慣れてから撮影するのですが、今回は1回か2回くらいしか触れなかったので焦りました。
でも、メニューなどある程度慣れというか、大体項目は一緒なので中身を少し把握できればすぐになれましたね。
カスタムボタンが多かったので、全部それ振り分けてファンクションボタンで操作しました。
最後の方はそれですぐ、パッパッパッと変えましたね。
穴澤:今回は写真学科の人と一緒に撮影しましたけれど。どうでしたか?
内藤:学科に色があるというか雰囲気がそれぞれあると思いました。
稲川:すごい元気な人が多くて楽しかったです、明るくて雰囲気もいいのでやって良かったです。
今回の撮影で仲良くなった間宮くんと打ち上げの後に二人でラーメンに行きました。
家も近いし。すぐに打ち解けて
内藤:何かあったらスチール頼んだりそういう関係になればお互い良いよね。動画の中にもスチールが必要なタイミングって絶対あるだろうし、そういった繋がりとかコミュニケーションはのちのちに生きてくるかもしれないし、卒業してからも一緒に何かすることはあるかもしれないし。
稲川:そうですね。色々バイトとか忙しいとは思うけど、授業以外で暇なタイミングもあると思うんですよ。せっかく大学にいる期間なので
こういう撮影に行く機会や、先生と一緒にどこかに行って撮影してという中でやっぱりなるほどって思うことがありますね。経験になる。
あと、先生がカメラ持っているところも直接見れるので、学生としては面白いところかなって思いました。なかなかやっぱり映画だと先生がカメラ持って撮影しているところは見れないので。
内藤:こういった外部の現場で撮影している場面を見るのはなかなかないかもね。
稲川:映画の現場も見てみたいですけどね。こういうところで撮っている姿もなかなか見れないので、すごくいいなって思いました
あとは他の学科の人と一緒のプロジェクトじゃないですけど、一緒に何かやること。
今回は映像・写真に残すことが、最初的な形だったので写真学科と映画学科っていうふうになりましたが、コラボレーション出来る機会があると
せっかく日藝に来たからできたことがあるんじゃないかなって思います。
例えば映画の専門学校に行っちゃったら映画しか勉強できないと思うし
今回、みんなが何撮ってるか見てないのでまだ分からないですけど、撮る人によって切り取り方が全然違うと思うので面白いなと思ったし、
今後、日藝博覧会(3月に卒業制作等を展示するイベント)で知り合いがいっぱいいると、その人たちがこういう作品を作っているんだとか。色々見れて面白いんじゃないかなって思います。
穴澤:せっかく8学科あるからコラボレーションすると面白いよね。
稲川:一緒に創作する機会が、サークルや部活以外だとまだそこまでなくて
内藤:時期的にコロナ禍というのもあって近年は分断されてしまったよね。
写真学科からみたイメージというか、私の印象なんですけど、
映画学科の人たちにはすごい職人機質なイメージがあって、一つの映像を撮るにしてもすごくちゃんとしてて、準備もしっかりしてるし、視点も面白いなって思っているんですよ。
今回は穴澤先生が編集して出来上がった映像は本当にかっこいいなって思いました。
スポーツは速報性もある題材なので、放送学科とのコラボレーションも面白そう。学科によって、人によって見る視点というのは全然違うから。
普段からすごく忙しいし、大変なのは承知の上だけど、もっと産官学連携などコラボレーションできたら面白いなって思います。
昨年はこのトレイルランを一人で映像も写真も撮影していて、今回2回目なんだけど、すごく難しいなと思いました。
映画学科の方々はやっぱりチームワークに優れていますね。事前の情報共有・準備から撮影まで、何から何まで。
やっぱり他の学科の動きを知れるのは勉強になるのでチームに参加できてとてもよかったです。
穴澤:確かに。一人じゃ映像を作るのは難しいですよね。
もっとコラボレーションしたいですね。楽しいですよね。
内藤:いろんな人が関わることによって楽しいし、みんな勉強になるし。
もちろんそれはそれで大変だとは思うんだけど。
穴澤:今年はNAP(日藝アートプロジェクト事業)で新潟に4回行ったんですが、参加している学生は目を輝かせて楽しいって言ってるので、そういう機会があればぜひ参加してもらいたいですね。
他にも私が関わっている産官学連携が多くあって、実は機会はあります。
内藤:やりたいっていう学生まだまだいると思う。
実践的ですごく良かった。という学生の声もあるし。もっとどんどん参加できるといいですね。
穴澤:確かに。さっきおっしゃった視点が違うから、すごく勉強になると思います。
例えば同じものを見ていても、傾向として映画学科の人はこう捉える、放送学科はこうだし、写真学科はこうだという感じはありますよね。
対象物の捉え方も違うし、そこは面白いし勉強になりますね。
来年も撮影する予定なので興味ある方はぜひ。
芸術学部では8学科の垣根を越えて様々なコラボレーションを行なっています。
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