

放送作家協会とNHKが主催する創作テレビドラマ大賞の贈賞式が11月6日に行われました。
大賞を受賞したのは映画学科映像表現•理論コースの卒業生である今野美怜(こんのみさと)さん。

今野さんは大学1年生のときにシナリオも映像制作も学んだ上で映像専攻を選択。
審査員からは受賞作『まちとあかり』に対して「撮る人の目線で書かれた」「これは映画だ」との声が。ト書き(※1)の良さを褒めてもらうとともに、セリフや人物造形にも評価が集まりました。(選評とシナリオ本文は11月18日発売の月刊ドラマ12月号に掲載予定です)
今野さんの贈賞式のスピーチの一部を抜粋します。
「テレビドラマを、大好きで見ながら『もっと視聴者を信じてほしいな』と思うことがあって……そんなにたくさん喋らなくていいです、音楽で埋めなくていいです、余白を楽しめます、楽しませてください、って。もっと、台詞のないシーンでの役者さんの表情の芝居だったり、もっと、風景とか、光や音とかの描写にこだわってほしいと思うことがあるので、そういう意思表示として、ト書きが多くなってしまいました。でもト書きをいいと言ってくださった方もいたとお聞きして嬉しかったです」

セリフや音楽だけに頼らず、映像の力を活かすことは専攻問わず映像表現・理論コースの目指すところでもあります。
それゆえに今野さんの作品の受賞は映画学科で学ぶ学生にとっても刺激となりました。
今野さん、大賞受賞おめでとうございます!

(※1)ト書き・・・登場人物の行動や表情など、カメラに映るものを指定する文章。
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