「あかりのある空間」ルイス・ポールセンの照明を学ぶ校外授業

名作のPH5の仕組みを伝えながら光の考え方を説明してくださったルイス・ポールセンの高橋さん。人がまぶしいと感じるグレアなど 照明のあかりの考え方を学ぶデザイン学科の学生たち

学生に実際の光を見せてあげたい、とデザイン学科のスペースデザインⅠを教えている森秀人先生が学生を郊外授業に連れ出しデンマークの照明メーカの「ルイス・ポールセン」にてデンマークの光のある生活を学ぶ。

建築空間の中であかりをデザインするのは学生が本を読んでも建築の作品集を見ても光の空間をデザインするのは大変難しい事です。照明デザイナーである森秀人先生は学生に実際の光を見せて体験させてあげたいと毎年照明メーカーに学生を連れて行き郊外授業に取り組んでいます。
今回見学させてもらった「ルイス・ポールセン」はデザインと光の優れた照明製品で知られる世界的なデンマークの照明メーカーです。
デンマークの日照時間や太陽の高さ、窓に対する考え方や歴史を直接スタッフの方々に説明をいただき、形態は機能に従うを体現している名作の照明器具の光を体験しました。
デザイン性の高い製品や、写真でしか見たことのない製品を間近で見ることができ興奮する学生たちでした。空間にどう照明を配置したら広く美しくみえるのかなどデンマーク人の人たちが取り入れている知恵も伝授していただき、学生にとって良い刺激になる郊外授業でした。

デザイン学科
谷口 聡子
日本大学芸術学部デザイン学科建築デザインコース卒業。小川晋一都市建築設計事務所、菊地宏建築設計事務所にて設計業務を経て、一級建築士となる。2011年谷口聡子建築設計事務所を主宰。美術大学にて非常勤講師として教育に従事。店舗の内装設計、家具のデザイン、住宅のリノベーション設計や企業の商品開発などを行う。設計によって空間の使われ方が変わるデザインに取り組んでいる。
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