作家を目指す第一歩は、「創作脳」に切り替えることだと思う。日々を平凡に過ごしながらも、身の回りに起きた些細なできごとやふとした瞬間に頭に掠めるちょっとしたひらめきを、普段より少しだけ長く吟味する。それから仲間に話してみる。そうした「何気ない」ことから生まれた文学作品は案外多く存在する。
時代の発展とともに進化する創作法を学ぶ場として、日藝サイトに未来型ウェブ文芸誌『トゥヌーヴ』が開設されている。「L(Live)」-創作過程が見える、「O(One +)」―皆参加型、「L(Lego)」―細分化、組み合せ自由などネットの特徴を文芸創作に取り入れて、そこでトレーニングをし、アイデアから小説に構築し仕上げるまで、創作力を身につけるのだ。
未来型ウェブ文芸誌『トゥヌーヴ』
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