【映画学科卒業生】テレビ朝日新人シナリオ大賞受賞作ドラマ放映!

若杉栞南さん本人

映画学科映像表現・理論コースシナリオ専攻卒業生の若杉栞南さんが脚本を手がけた『拝啓、奇妙なお隣さま』が、7月15日土曜日の深夜0時テレビ朝日系列(※一部地域を除く)で放映されます。

https://www.tv-asahi.co.jp/otonarisama/

若杉さんは、大学4年時に同作でテレビ朝日新人シナリオ大賞を受賞し、そして今回映像化されることが決まりました。

そこで今回は若杉さんご本人に見どころなどを伺います。

Q,受賞作を映像用の脚本に書き換える際の苦労はありましたか

A, 受賞時は2時間サイズを想定して執筆したので、放映用の1時間サイズに直すということで、半分以上内容を削るので全く別の作品を書くくらいの覚悟が必要でした。

その中で、「削れるようになったらプロだよ」というプロデューサーの言葉のおかげで熱意を持って直しに取り組むことができました。

その直しの中で、スタッフの方々の取捨選択のジャッジの速さに驚きました。まだ経験の差はあると思うのですが、自分が描きたいもの、伝えたいことを作品に残すためにも、そのスピード感を身につけたいと感じています。

Q,一番見てほしいシーンは

A,人の死を扱った作品なのでシリアスな部分もあるのですが、その中でダジャレが出てきたりと笑えたりホッとできるシーンがあります。そのダジャレが物語の鍵になるので、そこにも注目してほしいと思っています。

Q,視聴者へのメッセージ

A,辛い状況の中での家族の選択を描いているので重たいと感じられる方もいるかもしれません。ですが、その重たい状況を様々な角度から見てもらって、これから踏ん張りたいと思う方、自分の選択が間違ってなかったと思える方が一人でもいたら嬉しいです。

私自身、大学生時代コロナを経験して息詰まったこともあるので、このドラマが多くの人を前向きな気持ちにできる作品になってくれればと願っています。

映画学科
小山 正太(こやま しょうた)
日本大学芸術学部映画学科専任講師。1987年生。 2013年第25回フジテレビヤングシナリオ大賞で、大賞・佳作をW受賞。『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』『5→9~私に恋したお坊さん~』『日曜劇場ドラゴン桜』。映画『ニセコイ』など。2021年より日本大学芸術学部映画学科の専任講師に就任。
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