野菜楽器ワークショップ in 日本大学幼稚園

日本大学芸術学部音楽学科情報音楽コースでは、高校生だけでなく一般の方へも向けて、音楽の魅力を体験できる多様なワークショップを展開しています。

これまでに三戸先生による サンバワークショップ(身体とリズムの関係を学ぶ) や駒澤先生による 新素材ワークショップ(身近な物質の音響特性に触れる)、上村先生による森林ワークショップ(木材と音の関係を学ぶ) など、素材や文化背景に着目したユニークな企画を行ってきました。

今回そのシリーズの一つとして、川上先生による 「野菜楽器ワークショップ」 を日本大学幼稚園で開催しました。身近な“野菜”が楽器に変わるというユニークな体験に、園児たちも最初からワクワクした様子で参加してくれました。

ワークショップの様子

‍🥕人参の笛づくりに挑戦

ワークショップでは、実際の人参に穴を開けて“笛”を作るという取り組みを行いました。
園児たちは興味津々で取り組み、ほとんどの子どもたちがあっという間に音を出すことができました。

完成した人参楽器で音を鳴らす様子

ワークショップの締めくくりには、完成した“人参楽器”を手に、上村先生の歌に合わせて合唱曲「にじ」を合奏しました。自分でつくった楽器で音を奏でる楽しさと、仲間と音を合わせる喜びが広がった時間となりました。

今回の体験を通して、音の仕組みや仲間と演奏する楽しさを感じてもらえたのではないかと思います。この中からいつか情報音楽コースで学びたいと思ってくれる子が現れるかもしれません。
情報音楽コースはこれからも、地域・社会に向けて「未来をつくる音楽体験」を届けてまいります。

音楽学科
上村 さや香
1999年東京生まれ。日本大学芸術学部音楽学科情報音楽コース卒業、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修了。第55回ミス日本コンテストにて2023ミス日本みどりの大使を受賞。林野庁の公式行事などを中心に森林や林業の魅力を発信している。2019年SME Recordからメジャーデビューを経て、これまで数多くの楽曲をリリース。代表曲「森で愛ましょう」はSDGs楽曲として日本の森林循環利用の大切さに光を当て、全国の林業関係者を始め、各方面から大きな注目を集めた。現在はセント・フォースに所属し、メディアを通じて「音楽と森林」について発信・研究を行っている。
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