パフォーマンスがどのような行為や動作から生まれてくるのか考えてみよう。
皆さんは音楽を習い事として習っていたことはありますか?
その時、先生のご機嫌をうかがったことはないですか?
先生が日によって言っていることや批評が変わったと感じたことはないですか?
芸術の分野におけるパフォーマンスは、意図することを身体で表現し、それを作品として観衆に観賞してもらいます。
その表現によって、感動や美的体験さらにはその逆に、哀愁や悲壮感までも与えています。
音楽の場合は、パフォーマンスが演奏という表現にあたります。
演奏は、音高、音の強さ、音色をパフォーマンスによって表現していきますが、パフォーマンスは当然、楽器や環境・状況、演奏スタイル、聴衆者から求められるものにより大きく異なり、それぞれに人の身体動作を変化させることにより、対応する表現を行うのです。
音楽家は、そのパフォーマンスを最大限に生かすために日々トレーニングをしているわけです。
しかし、そのトレーニングは音楽教師の感性(主観)で指南(レッスン)が行われているのが現状です。
そこで、私は客観的なデータを用いた科学的なレッスンを行うためのアプリを作成しました。
コンピュータなので機嫌が悪くなったり、日によって異なるデータを提示することもありません。
将来的には、作成した教育用可視化アプリをレッスンで提示することにより、演奏者自身による演奏動作に関する「気づき」を誘発させることができるようになるでしょう。
このアプリを用いて実際にレッスンしてみたいと思いませんか?
このアプリによって、レッスンやトレーニングが適切に行われ、パフォーマンスの向上につながり、すばらしい演奏が日常にあふれる日が来ることを期待しています。
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