photo:市川靖史
芸術学部 美術学科所属の飯田龍太 准教授と田中義久氏で結成しているアーティストユニット「Nerhol(ネルホル)」が令和6年度(第75回)芸術選奨、美術部門で文部科学大臣新人賞を受賞致しました。
以下、「Nerhol」公式サイトより引用
この度、令和6年度(第75回)芸術選奨、美術部門で文部科学大臣新人賞を受賞致しました。千葉市美術館で開催された「水平線を捲る」展を中心に評価して頂けたとのことです。
2007年の結成以来、グラフィックデザインと彫刻という二人の背景を基軸としながらも、写真と彫刻、自然と人間社会、見えるものと見えないものといった複数の境界について、作品を通して対話してきました。その歩みは決して平坦とは言い難いですが、一義的な認識では捉えきれないものへの好奇心を持ち続けることと、何よりも多くの方々からの支えがなければここまで続けることは困難であったと思います。
私たちのような協働性が、このような歴史ある芸術の顕彰制度で評価されたことは大変光栄ですし、家族をはじめ、日々応援や助言してくださる全ての方に感謝しながら、今後も時間と空間の多層的探究について、初心を忘れず続けて参りたいと思います。
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