日芸祭マスコットキャラクター”ゲーサイヌ” 待望の映画制作

日芸祭のマスコットキャラクター「ゲーサイヌ」。待望の映画が制作され,2023年度日芸祭で上映されました。どのように撮影されたのか、制作した監督と日芸祭本部実行委員広報部イヌ班長、そしてゲーサイヌに話を聞いてみました。

長部

「丹治さん、ゲーサイヌとアイドルでステージがやりたいという相談に対し、映画を撮れば良いという回答をしましたが、どう思いましたか?」


ゲーサイヌ

「お れ な ら な  ん でも で き る」


丹治

「ゲーサイヌは今まで歌ったり踊ったりはしてきたけど、演技経験はないので、まさか映画が撮れるとは思っていませんでした。」


長部

「ゲーサイヌにとって新たな挑戦だったんですね。鎌田さんは、長部がバンコクの桜道場空手指導員をしていた時代の教え子という繋がりで、突然制作の打診をしましたが、ゲーサイヌの映画の企画と聞いてどうでしたか?」


鎌田

「今、私は4年生です。卒業制作も撮り終わっていて時間もあったし、仲間うちでちょうどゲーサイヌが話題になっていたので撮って見ようと思いました。」

長部
「小学生時代の空手着着てた姿で記憶が止まっていたので、脚本監督出演全部こなす姿に感動しました。制作は、何日くらいでどのくらいかかりましたか?何人くらいで作りましたか?。」


鎌田

「10日間くらいです。江古田校舎が舞台なので撮影はすべて校内で撮りました。同時に全員集まることはありませんが、関わった人数としては35人です。」


長部

「多くの人が関わって制作した作品なんですね。幻派×日芸祭本部実行委員×ゲーサイヌのコラボ企画ですが、やってみてどうでしたか?」


ゲーサイヌ

「お れ  が い て こそ の  き か  くお も し  ろ か  っ た」


鎌田

「今回制作した幻派というサークルは、メンバーそれぞれが監督として好きな作品を作り投稿する映像チームです。未公認団体で歴史も浅いので、ネームバリューのある日芸祭本部実行委員とコラボさせてもらえてありがたかったです。」


丹治

「ゲーサイヌ初めての試みで、日芸祭本部実行委員会の枠を越えて、それぞれ違った能力を持った学生が集まって、クオリティーが高い作品を作り上げることができました。日芸ってすごいと思いました。」


長部

「普段知ることができない他学科の制作の様子が見れることは非常に良い刺激ですね。丹治さんは写真学科ですが、映画制作に携わってみてどうでしたか?」


丹治

「、、、私のこの夏はゲーサイヌに捧げました。約10分の映像を撮るのってこんなに大変なんですね。写真一枚撮るのにはこんなに時間がかからないですし、映画は一つのシーンでも色んな構図で撮っていたり、写真とは感覚が違うなと思いました。」


長部

「ゲーサイヌさん、初主演映画ということですが、どうでしたか?」


ゲーサイヌ

「な に を  やっ て も か んぺ き   だ っ た お れ

は つ  し ゅ えん と は お も えな い ほ  どの え ん ぎ り ょくだ った だ ろ

こ の え い が を み れ  ば み ん な お れ  の と  り こ」

長部

「・・・・・。そもそもゲーサイヌってなんですか?」

 

ゲーサイヌ

「お れ は  お れ だ」

丹治

「芸術の妖精です!犬ではありません!耳が大きくて鼻が長くて赤いベレー帽が似合うとってもキュートな妖精です!!」

 

長部

「私も最初は犬だと思っていて、犬って呼んだら注意されたことがあります。学生はゲーサイヌをどんなふうにブランディングしていますか?」

 

丹治

「赤いベレー帽、黄色くてフワフワな耳やしっぽ、黒くてつぶらな瞳などのかわいい見た目からは想像できない毒舌でちょっと怖い、神出鬼没、独特なゲーサイヌ構文といった唯一無二のマスコットになるためのブランディングをしています。」


長部

「なるほど。見た目は可愛いけどただの可愛い妖精ではないですね。この作品はカット割りやアングルが素晴らしいなと思います。絵コンテやカメラは誰が考えましたか?」

 

鎌田

「全部私が決めました。実は今回は絵コンテは書いていないので、事前に決めていた構図と、あとは現場でのインスピレーションで映像を作っていきました。」

 

長部

「たぶん知ってる人しか気付きませんが、タイや空手の要素がさりげなく入っててますよね?とても印象に残るシーンでした。他に、鎌田監督のおすすめのシーンとかありますか?」

 

鎌田

「今回の脚本は、企画が二度NGになって第3案で通ったものです。今回丹治さんとも打合せを重ね、ゲーサイヌのブランディングを意識していて、まさにそのシーンは象徴的なシーンなのでお勧めです。」

 

長部

「丹治さん、この映画の紹介を15秒でお願いします。よーい、、ハイ!」

 

丹治

「えーっと、この作品はゲーサイヌ初の映画という試みです。日芸生が見たことのないゲーサイヌが見れるので、ぜひぜひ皆さん見て下さい。」

 

長部

「いやぁ、映画ってほんとに素晴らしいもんですね。学年も組織も学問領域も超えてコラボ作品を作るのは日芸生の素晴らしいところだと思います。お二人と一妖精の益々の活躍を期待しています。本日は対談ありがとうございました。

サヨナラ サヨナラ サヨナラ」

丹治環

写真学科。

日芸祭本部実行委員広報部イヌ班長。

特技は喋れないゲーサイヌと話すこと。

鎌田優真

映画学科。

幻派所属。

「ゲーサイヌが消えた!」脚本 監督 出演

世界で初めてゲーサイヌ映画を撮った映画監督。

長部純平

学生課職員。

映画学科卒。

元泰国空手道バンコク桜道場指導員

日本大学で一番ゲーサイヌの気持ちがわかる職員。

ゲーサイヌはどこだ!! Youtubeにて配信中 https://m.youtube.com/watch?si=z72OHDvAO7V6GL5g&v=eipv58t4Bt4&feature=youtu.be

学生課
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