日芸祭実行委員の学生たちに，開催にあたってインタビューを行いました。
今年度の日芸祭テーマは『八原色』
三原色のように「強い個性」という原色を無限に秘めた我々が織り成す，八学科の色艶やかな空間に是非お越しください！
今年は三年ぶりに一般のお客様を迎えての開催。
コロナ禍から新たな一歩を踏み出した日芸祭実行委員のメンバーに，準備の合間を縫って，お話を伺いました。
――――はじめに，日芸祭実行委員になったきっかけをお聞かせください。
入学当時の2020年はコロナウイルスが流行り出した年で授業開始時期も遅れ，全てがオンライン授業になり学校に行くこともなく友達もできなかったため，なにかに所属することで自分のコミュニティを広げたいと思ったからです。
――――実行委員で，有泉さんは，どのような活動をしていましたか？
また、担当することになった経緯を教えてください。
実行委員会では，警備誘導部(通称KY)に所属し，芸祭に来ていただくお客様の動線作りや当日の誘導，また不審者や急病人などの対応を考えたりしています。
昨年度引退した偉大な先輩達から去年の芸祭終了後すぐの12月に引き継ぎを行い，反省点や改善点などを洗い出していただき今年度に向けての準備をしていました。警備誘導部としては、前々から準備するというよりは，如何に当日スムーズに仕事ができるかが重要なので，作業が本格化してきたのは今年の夏休み前後からでした。(今の10月辺りが1番忙しいです…)
また，今年に関しては一般のお客様の人数制限を設ける関係でオーキャンズという入場者人数予約システムの制作を任され，10/20の公式ホームページ公開までに間に合うようにシステムの制作をしておりました。
担当の選考については，私自身が副警備誘導部長という立場で，当日までの準備という仕事内容が主だったためだと思います。(学生課の長部さんは、「顔が賢そうだから任せた」の一点張りでしたが…笑)
――――芸祭の仕事をやっていて嬉しかったこと・楽しかったこと，苦労したことあれば教えて下さい。
警備する側はどうしてもルールに則り違反している人を注意しなくてはいけない立場で嫌われ役になってしまいがちですが，だからこそ日芸祭を守っている，という誇らしい気持ちになることができました。
なにより，仕事内容こそ大変ですが同じ目標に向かって一緒に頑張る仲間がたくさんいるので，お互い協力し合い意見をし合える良い環境でとても楽しくもあり，嬉しいです。(ちなみに今年度警備誘導部はありがたいことに50人を超える大所帯で頑張っております)
――――有泉さんから考える今年の日芸祭のワクワクを教えてください。
今年の日芸祭は，3年ぶりの一般公開の開催というところに，ワクワクしています。私は一般のお客さんの入場予約を担当していることもあって，日芸祭に興味を持ってくれて予約してくれたお客さんが当日，スムーズに入場して楽しんでくださっている未来を想像して，ワクワクしています。当日の人数制限があるので，予約状況によってはふらっと立ち寄って入ることができない可能性もありますが，在学生のみの参加だった昨年よりははるかにたくさんのお客様に来場していただけると思います。
――――有泉さんは，何学科ですか？普段の学びと日芸祭のお仕事で，何か共通する点はありますか？
私は写真学科です。写真は記録媒体であり，記憶に残るものであります。本部実行委員の中には警備誘導部のような部署とは別に，HPを作成するWEB班，パンフレットの校正などを行うパンフ班のように班も存在しています。その中に撮影班というものもあります。撮影班は日芸祭の準備から当日のステージ企画，また終了後の片付けまでを記録しています。このように「残す」ということはとても重要なことで，共通している点ではあると思います。
――――有泉さんにとって 日藝 とは ？
私にとって日藝とは，“いろんな才能の集まり”だと思います。今回の日芸祭のテーマである「八原色」にあるように，日藝には八つの学科があり，それぞれが力を合わせて完成する素晴らしい学校だと思います。実際に，写真学科ではありますが映画学科の作品に写真撮影で手伝いに行ったこともありますし，音楽学科の知り合いのプロフィール写真を写真学科のスタジオで撮影したこともあります。そのような点で、それぞれの学科の個性もありつつ，お互い協力しあって良いものが作られていっているのではないかと思います。
日芸祭
2022年11月3日（木・祝）～11月5日（土）
入場は完全予約制（予約は日芸祭HPより）
%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%8D.jpg)
