学校推薦型選抜(付属高等学校等) で受験
日本大学藝術学部へ入学された動機は?
日藝のデザイン学科では、一年は基礎から学び二年ではそれぞれのコースに分かれる丁寧なカリキュラムに惹かれました。また、一つの学部に色々な学科があるので、様々な感性を持った人達と刺激しあい成長できると考え志望しました。
また、はじめは一般の基礎学力選抜を受けたがあと少しのところで足らず落ちてしまった。その後気持ちを切り替えて付属特別選抜で入学しました。
付属高校では入試に対してどのような指導がありましたか?
私は入試でデッサンを選択したので、主にデッサンや面接対策などをしました。また、デッサンについては高校の先生と通っていた予備校の先生とで二人の先生に協力してもらい、描いたデッサンへ意見をもらいながら試行錯誤しました。基礎学力選抜を受験する際には、夏休みに数学の学力対策教室も開講していました。
進路についてはだれか相談した人は?
家族、予備校の先生、高校の美術教師に相談しました。また、3人兄弟の中で最も芸術に関心があり、日藝への受験を話した際には、後押しを受けました。
専門試験の内容は?また困難な点は?
デッサンを選択したので卓上に置かれているモチーフを配置し、時間内に描き切るという内容でした。まず、モチーフを観察し、手前、中間、奥とバランスよく配置して構図を決めることが最初の難点です。その後も時間配分を気にしながら全体に満遍なく描き、ときには離れて見比べながらバランス確認をして時間ギリギリまで書き込むことがとても困難でした。
学校推薦を受験するにあたり、高校生活において気をつけていた点はありますか?
良い成績がもらえるように普段の授業態度やテスト勉強などを主に頑張りました。
また、基礎学力選抜も視野に入れ、夏休みには数学の学力対策教室があり、そこに通うことで苦手な教科の対策を考えました。
付属推薦を受験しようと考えている受験生にメッセージをお願いします。
考え過ぎずに後悔のないように頑張ってください。諦めずに努力し続ければ結果に結びつくと思います。
現在学んでいることは?
プロダクトデザインという分野を学んでいます。課題を解決するためのアイデア力、スケッチ、発想から具現化するための造形力などプロダクトデザインに必要な様々な能力を同時に伸ばしています。肥田先生の一枚の木板から椅子を制作する授業はとても勉強になり、興味深いです。
高校生のうちにやっておけば良かったなと思うことは?
元々日藝へ入学したときに選択したコースはデッサン力があまり必要なコースではありませんでした。しかし、日藝で講義を受けていくことで自分の中で考えが変わり、プロダクトデザインを選択しました。そのプロダクトデザインにて立体的に物をとらえる力が必要となり、デッサン力のもの足りなさを実感しました。そのため、もっと色々なモチーフを観察し、基礎のデッサン力をつけておけばよかったなと思います。
学生生活の中で印象に残っていることをお聞かせください。
最も日藝の特色が現れている日芸祭です。日芸祭実行委員装飾部員として活動していますが、色々な学科の学生と交流できるのでとても楽しいです。
これから受験を考えている高校生に日藝をお勧めするポイントは?
日藝は個性を伸ばし、多様性を受け入れてくれる大学です。唯一無二の場所で一緒に学ぼう。
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