N全学統一方式 で受験
日本大学芸術学部へ入学された動機は?
ガチガチの勉強がしたくなくて楽しそうな学部に入りたい!という希望がありました。そこで自分の趣味の延長線の勉強ができる芸術学部を発見し目指そうと思いました。その中で文芸を選んだ理由はこの学科が小説から雑誌、漫画まで幅広いジャンルの本が学習対象になっていて自分は満遍なくそれらを読んでいたので楽しく勉強できそうだなと思ったのと、実際に雑誌を作れる授業に興味があったからです。
実技試験のない、日本大学統一の入学者選抜方式を選んだ理由は?
A方式との併願をしていたためです。なんとしてでも入るため、入学できる可能性がある道は押さえたかったので受験しました。
N全学統一方式の併願制度を利用して、併願した学部は?
ありません。
実技試験が課されないことで、受験対策などでメリットはありましたか?
とにかく赤本。N方式用の赤本があるのでそれを研究しました。この選抜の募集人数が少ないことは頭に入っていたので、絶対に点を落とせない(暗記系の問題)ところはきちんと対策した。
実技試験が無いことで入学後の不安などは?また実際に入ってみてどうでしたか?
A方式を受けたため難しいですが、実技があってもなくても入学後は大丈夫だと思います。たくさん文を書くところですけどそれが好きなら大丈夫かと。逆に好きじゃない人は入学後はきついんじゃないかなと思います。
実技試験の課されないN全学統一方式で、芸術学部を受験しようと考えている受験生にメッセージをお願いします。
併願でも第一志望の人でもちゃんと自分が受ける学科のことを調べてから受験しましょう。テストに実技がなくてもいざ授業が始まったら実技が多いです。人を選ぶ学部だと思うので本気で入りたい人はこの狭い合格の道に挑んでみてください!テストは満点を取る気持ちで挑みましょう!
現在学んでいることは?
編集、雑誌作成、広告、文芸創作の授業などなど、小説やエッセイ、シナリオ等の文を書く授業から編集のノウハウを知る授業まで幅広く受けています。基本執筆はパソコン作業なのでパソコン(Word、Excel)の使い方を教えてくださる授業もありますし、特定の漫画家にフォーカスした授業もあります。面白い授業は、SF小説論(青木先生)SFのアニメを見つつSFの世界を学んでいく授業です。触れたことのないテーマが多く、普通に聞いてて楽しかったし創作アイディアの種にも繋がります。レポート課題も与えられたSFのテーマの文をかくものなので楽しくこなせた覚えがあります。
高校生のうちにやっておけば良かったなと思うことは?
文を書く習慣を身に付けることがあったらもっと楽しく過ごせると思います。課題がなくても小説を書いてる人たちはザラにいますし。あとはなんでもいいから本を読む!漫画でも小説でも雑誌でも連句や俳句、絵本も扱っている学科なのでそれらに触れていれば触れているほど楽しくなるかも知れません。
学生生活の中で印象に残っていることをお聞かせください。
学科の中ならやはりゼミ雑誌作成です。文芸学科は一年からゼミが必修でそこでゼミ雑誌という一冊の本をゼミメンバーと作成します。何を掲載するか、本の構成はどうするか、表紙は?タイトルは?等本当に一から学生が作ります。製本作業の大変さを知るけれど仲間とともに作り上げた作成物はやはり愛着が湧きます。あとは部活動です。私は軽音楽部に所属しているのですが、11月に行われた芸祭はとても印象的でした。
他学科の大きなスタジオを借りて三日間ほぼスタジオに篭りきりでライブをしました。音響機材や照明の配置等全てこちらで準備していたので芸祭を経てより絆が深まりましたし何より楽しかったです。これは補足ですが文芸学科は他の学科に比べて必修が少ないので比較的部活動やサークルにさける時間が多いと思うので文芸に関係ない趣味等もしっかり楽しめると思います。
これから受験を考えている高校生に日藝をお勧めするポイントは?
自由に楽しく好きなことができますよ!自分を曝け出したもんがち!自由に暴れな!!!
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