9人の在学生インタビュー
日藝人の受験体験と今
在校生
2021年度文芸学科入学
中田優花
文芸学科
N全学統一方式 利用

日本大学芸術学部へ入学された動機は?

ガチガチの勉強がしたくなくて楽しそうな学部に入りたい!という希望がありました。そこで自分の趣味の延長線の勉強ができる芸術学部を発見し目指そうと思いました。その中で文芸を選んだ理由はこの学科が小説から雑誌、漫画まで幅広いジャンルの本が学習対象になっていて自分は満遍なくそれらを読んでいたので楽しく勉強できそうだなと思ったのと、実際に雑誌を作れる授業に興味があったからです。

実技試験のない、日本大学統一の入学者選抜方式を選んだ理由は?

A方式との併願をしていたためです。なんとしてでも入るため、入学できる可能性がある道は押さえたかったので受験しました。

N全学統一方式の併願制度を利用して、併願した学部は?

ありません。

実技試験が課されないことで、受験対策などでメリットはありましたか?

とにかく赤本。N方式用の赤本があるのでそれを研究しました。この選抜の募集人数が少ないことは頭に入っていたので、絶対に点を落とせない(暗記系の問題)ところはきちんと対策した。

実技試験が無いことで入学後の不安などは?また実際に入ってみてどうでしたか?

A方式を受けたため難しいですが、実技があってもなくても入学後は大丈夫だと思います。たくさん文を書くところですけどそれが好きなら大丈夫かと。逆に好きじゃない人は入学後はきついんじゃないかなと思います。

実技試験の課されないN全学統一方式で、芸術学部を受験しようと考えている受験生にメッセージをお願いします。

併願でも第一志望の人でもちゃんと自分が受ける学科のことを調べてから受験しましょう。テストに実技がなくてもいざ授業が始まったら実技が多いです。人を選ぶ学部だと思うので本気で入りたい人はこの狭い合格の道に挑んでみてください!テストは満点を取る気持ちで挑みましょう!

高校三年生の卒業式の時、部活の後輩がお祝いしてくれた時の写真

高校の体育祭の写真各々好きなアーティストのタオルを持って仲の良い友達と撮った写真。赤いタオルを持っているのが自分。ちなみに持っているタオルのアーティストはKEYTALKというバンド

現在学んでいることは?

編集、雑誌作成、広告、文芸創作の授業などなど、小説やエッセイ、シナリオ等の文を書く授業から編集のノウハウを知る授業まで幅広く受けています。基本執筆はパソコン作業なのでパソコン(Word、Excel)の使い方を教えてくださる授業もありますし、特定の漫画家にフォーカスした授業もあります。面白い授業は、SF小説論(青木先生)SFのアニメを見つつSFの世界を学んでいく授業です。触れたことのないテーマが多く、普通に聞いてて楽しかったし創作アイディアの種にも繋がります。レポート課題も与えられたSFのテーマの文をかくものなので楽しくこなせた覚えがあります。

高校生のうちにやっておけば良かったなと思うことは?

文を書く習慣を身に付けることがあったらもっと楽しく過ごせると思います。課題がなくても小説を書いてる人たちはザラにいますし。あとはなんでもいいから本を読む!漫画でも小説でも雑誌でも連句や俳句、絵本も扱っている学科なのでそれらに触れていれば触れているほど楽しくなるかも知れません。

学生生活の中で印象に残っていることをお聞かせください。

学科の中ならやはりゼミ雑誌作成です。文芸学科は一年からゼミが必修でそこでゼミ雑誌という一冊の本をゼミメンバーと作成します。何を掲載するか、本の構成はどうするか、表紙は?タイトルは?等本当に一から学生が作ります。製本作業の大変さを知るけれど仲間とともに作り上げた作成物はやはり愛着が湧きます。あとは部活動です。私は軽音楽部に所属しているのですが、11月に行われた芸祭はとても印象的でした。

ゼミの課外学習時の写真(in上野の西洋美術館)一つ気になった作品を選んでエッセイをかく課題のため、絵を観察している自分

他学科の大きなスタジオを借りて三日間ほぼスタジオに篭りきりでライブをしました。音響機材や照明の配置等全てこちらで準備していたので芸祭を経てより絆が深まりましたし何より楽しかったです。これは補足ですが文芸学科は他の学科に比べて必修が少ないので比較的部活動やサークルにさける時間が多いと思うので文芸に関係ない趣味等もしっかり楽しめると思います。

日藝祭でのライブ写真

これから受験を考えている高校生に日藝をお勧めするポイントは?

自由に楽しく好きなことができますよ!自分を曝け出したもんがち!自由に暴れな!!!

文芸学科の詳細へ

OTHER INTERVIEWS

エンドロールに載りたい。
その想いの先に、カラーリストという仕事があった

東映デジタルラボ株式会社勤務

映画学科卒業

小倉 奈々江

デザイン学科卒業:藤ヶ谷 友輔

まだ「ないモノ」を創り出す。
だからデザインは難しくて、楽しい

三菱電機(株) 総合デザイン研究所勤務

デザイン学科卒業

藤ヶ谷 友輔

放送学科卒業:倉田大誠

仲間と一緒に映画を作る。その楽しさと、葛藤がアナウンサーとしての今を、支えている

(株)フジテレビジョン編成制作局アナウンス室 副部長

放送学科卒業

倉田 大誠

演劇学科卒業:戸田 愛美

歌舞伎と出会ってもらうため、楽しんでもらうためそして、作品によい影響を与えるため、毎日、楽しくて、忙しい

松竹(株) 歌舞伎座宣伝部勤務

演劇学科卒業

戸田 愛美

文芸学科卒業:瀬川ゆあん

たくさん迷って、いろんな人に会って、右往左往してたどりついたのは「本が好き」という最初の想いだった。

(株)岩崎書店勤務

文芸学科卒業

瀬川 ゆあん

音楽学科卒業: 冨岡 哲郎

生徒も楽しむ、そして、自分が一番楽しむ。迷ったこともあったが、教員を選んでよかった

東京都練馬区立開進第四中学校 音楽科教諭・吹奏楽部顧問、東京都吹奏楽連盟理事

音楽学科卒業

冨岡 哲郎

美術学科卒業: 溝口 達也

観察し、素材に触れ、空間を意識する―。彫刻制作での経験すべてが庭造りに生きる

(株)ランドスキップ代表 庭造りに従事

美術学科卒業

溝口 達也

弱い立場に追いやられた人たちの、姿を、想いを届けるため魂を込めてシャッターを切る

土門拳賞、PX3(パリ写真賞)写真集部門ゴールドアワード、受賞多数 フォトジャーナリスト

写真学科卒業

高橋 智史

作品と向き合い続ける情熱が
文芸の新たな世界を開く。

文芸学科卒業

ソコロワ山下 聖美

TOPへ