一般選抜A個別方式 で受験
日本大学芸術学部へ入学された動機は?
高校まで写真とは一切縁がなくスマホでしか写真は撮ったことがありませんでしたが、カメラというもの自体に興味がありました。進路を考える際に大学では興味があることについて学ぼうと思い、日藝に入学しました。
一般選抜を選んだ理由は?
一般選抜を受験しようと考えたのが遅かったため選択肢が一般選抜しかありませんでした。
また、一般選抜は他に受験を考えていた大学と併願できることが大きかったです。
学力試験(国語・英語)において注意した点は?
基礎的なことを詰めるのと、形式に慣れるために過去問をひたすら解きました。
専門試験において注力した点は?
試験は、面接と小論文でした。
面接は芸術学部面接票を1枚および写真学科面接資料2枚を記入してから面接になるので志望理由や大学卒業後の進路など要点を簡潔にまとめておくとスムーズに面接資料は書け、面接に挑めると思います。また、自分が受験をしたときには自身が使っているカメラに関する記述もありました。そのため、準備として使用しているカメラなどを把握しておくと安心材料の一つとなり良いと思います。
本番は緊張するかもしれませんが、面接慣れしている受験生などほとんどおらず、同じ条件なので、リラックスして面接に挑んでください。小論文については過去問があり、対策というというところで時間内に完結ができるように時間配分を意識していました。
(※令和7年度一般選抜N全学統一方式専門試験併用型の専門試験科目に小論文はありません。)
一般選抜は試験までのスケジュールや体調管理が大変だったと思いますがどのような点に気を使いましたか?
風邪をひかないように無理はせず、睡眠時間をしっかりと確保することを特に意識しました。また、他大学を目指していたことともあり、午前中に数学や化学・生物、午後に英語、夜に地理などと勉強する順番もある程度決めて毎日同じように過ごせるように意識しました。
一般選抜を受験しようと考えている受験生にメッセージをお願いします。
推薦など周囲の友人が大学・進路が決まっていって焦りを感じることもあるかもしれませんが、全力を発揮できないことが後悔につながると思います。そのため、体調に気をつけながら最後まで頑張ってください。
現在学んでいることは?
1,2年次は一人で作品を制作していくことが多かったのですが3年次の写真基礎演習Ⅲの授業では一つのテーマに対して1ヶ月ほどかけて何度も撮影し、共作・競作しています。また、写真基礎Ⅱの授業では毎月テーマが出され5枚組の写真を持ち寄り授業内で軽くプレゼンをすることをしました。同じテーマなのに一人一人全く異なる作品を持ち寄ってきてたのはおもしろく、多くの刺激を受けました。
高校生のうちにやっておけば良かったなと思うことは?
私は大学から写真を始めたので高校時代などで撮影をしたことがありませんが、入学してからの授業で過去の写真を出す課題がありました。その授業内で中学生・高校生から写真を撮っている友人に昔の写真を見せてもらった際に、大学生になった今の私たちには撮れないような視点や空間の写真が多くありました。そのため、何気ない日常でもシャッターを切ってみてください。数年後良い思い出になったり、今後の作品作りのきっかけになると思います。
また、写真以外のことでもなんでも少しでも興味があったものがあれば挑戦していってください。進路を決めるきっかけになるかもしれません。
学生生活の中で印象に残っていることをお聞かせください。
学生生活の中で印象に残っていることは最近行ったGRIP(日本大学芸術学部写真学科学生選抜展)です。サークルに入ってない私にとって基本同級生としか関わりがありませんでしたがGRIPを通して意見やアドバイスなどをいただいたりと先輩方と関わらせていただくいい機会にもなりました。(そこで就活の話も聞かせていただけました。)
また、1年生の時に授業外に先生へ質問をする機会がありました。そこで教わった、スポーツを撮られている竹見先生との縁からその授業を受けた後からスポーツ写真に興味を抱き、今ではBリーグやフェンシングなどチームカメラマンや大会のオフィシャルカメラマンとしてスポーツを中心に撮影してます。
これから受験を考えている高校生に日藝をお勧めするポイントは?
良くも悪くも自由度がとても高いので、自分の時間が多く確保でき大学内でも外でも様々なことに挑戦できる大学です。
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